「たんす預金」が日銀長期国債保有の上限を扼す

http://www.nli-research.co.jp/stp/nnet/nn060808.html
 日銀の国債買い切りオペは、いわゆるゼロ金利政策の裏の顔として続いてきて、日銀当座預金残高に関する政策目標を撤廃した後も続いています。日銀の長期国債保有は日銀券残高(紙幣の発行総額)を上限とする、というルールは政策委員会の申し合わせだったかしら。ソースが出てきません。家計が手元にお札を持つ「たんす預金」が預金金利上昇で銀行に戻ると、その上限が下がって早期の買い切りオペ縮小を余儀なくされますよ、というお話。確かにそうですねえ。妙な因果関係になったもんです。